「目の疲れ」にきくツボ

かつてはTVや読書、PCの長い時間の使用によって目がチカチカしたり、目の奥に鈍痛を感じたりするなどの「目の疲れ」を訴える人があらかたでしたが、ちかごろでは低学年からのPC教育、タブレットコンピューターの定着もあり老若男女を問わず、痛みの症状を訴える人口が増えたとされているのです。

 

そもそも「目の疲れ」とは、「視る(見る)」という行為に対し、目の周辺にある筋肉が緊張やコリをもたらすことで起こるとされており、そのうえ度のあっていないメガネやドライアイも眼精疲れという症状を引き起こす要因の一つとされているのです。

 

この「目の疲れ」を放置すると目の充血や視力低下、目を凝らして見ることによるスタイル不良から頭痛や肩こりをも引き起こしかねません。このたびはその「目の疲れ」をテーマとし、眼精疲れの回復の促すツボをご披露します。

 

先に、「せい明(せいめい)」とよばれるツボとは言ってもこちらは目頭と鼻ヘッドの間にあるくぼみにポジションします。次に「攅竹(さんちく)」とよばれるツボは眉ヘッドの下にあるくぼみにポジションし、それぞれのツボ押しすることで、目の周りの筋肉の緊張をほぐし、筋肉を休ませるだけでなく、顔の痙攣やマヒにも効き目があるのですあとは眼精疲れからくる頭痛を軽減させるのに良いといわれている「太陽(たいよう)」は、眉尻と目尻の間を結んだ中央より指1本分外側を押すことで痛みが軽減されます。

 

終わりに瞳孔のすぐ下、骨の中央にポジションする「承泣(しょうきゅう)」とよばれるツボ押しすると血の流れをよくし、充血や目の下のクマにも効き目が予想できるのです。蒸しタオルとあわせて施すとより良い効き目が望まれます。けれども健全化されたからといって目のこき使うは休めることもお忘れなく。