「月経前症候群(PMS)」にきくツボ

皆さんは、「月経前症候群」および「PMS」というフレーズを耳にしたことがあるのでしょうか。
PMSとはPre Menstrual Syndromeの頭文字から取られている略で、イライラしたり、急に気分が落ち込んだり、下腹部の痛みやハリといった心と体のトラブルが症状としておこるものです。この症状は人によって異なる為、同じ女の人であってもわりと把握してもらえないこともあるのです
この月経前症候群(PMS)の症状が起こりやすいシーズンとは言っても排卵後から次第に表れやすくなり、生理の1週間前から生理日までのスパンは更に強く表れます。そのでかい要因の一つであってしまうとされているのが黄体ホルモンと卵胞ホルモンの分泌のバランスによるものであってしまうといわれますが、生理がくることで卵胞ホルモンの分泌量が減る為、調子の悪い症状も嘘のようになくなってしまうのがこの月経前症候群のオリジナリティの一つともいえるでしょう。
さてこの調子の悪い症状、女の人でも比較的に几帳面な人に症状が現れやすいというデータがあるのとは言っても几帳面でもそうではなくても共通するのは調子の悪い思いではないでしょうか。
このたびはその月経前症候群(PMS)の症状を軽減させるツボをご披露します。
先に、「百会(ひゃくえ)」とよばれている頭頂部にポジションするツボ押ししてみましょう。この「百会(ひゃくえ)」はマッサージすることで自律神経を整える効き目がある為、イライラしたり落ち込んだりといった精神的な思いを軽減させてくれるのです。
斯くして次にご披露するのが「三陰交(さんいんこう)」です。「三陰交(さんいんこう)」は、内側のくるぶしより指4本分上にポジションするツボなのとは言ってもこのツボ押しすることによって、女性ホルモンの分泌の乱れを穏やかにしてくれる働きがあるのですまた「関元(かんげん)」とよばれるお臍より指4本分下にポジションするツボを押すことで、子宮などの婦人科系を元気にしてくれるのです。
とはいえ、この月経前症候群は鬱の症状と似ているところがある為、生理後でも症状にチェンジがなければ自らだけで片付けようとせずに一回クリニックの先生と相談をしてみましょうね。