「冷え症」にきくツボ

暖房が効いているのに手足が冷たい、又は気温は高いのに腰が冷えて鈍い痛みがある⇒といった「冷え症」での悩みをお抱えの方はいらっしゃいませんか。
ちかごろ、女性だけでなく男の人の冷え症も増えており、手足が水のように冷たい方もいっぱいいらっしゃるのです。
そもそも手足というのは、心臓よりなおいっそうも遠いエリアにある為、下部までの血液が巡りにくく冷たくなりがちなうえ、クーラーの使用によりどのようなわけでも交感神経と副交感神経を司る自律神経が乱れる状況にあってしまうといえるのです。
この「冷え」によって自律神経が乱れると、ホルモンバランスが崩れ、生理不順や不眠といった症状だけでなく、抵抗力も低下する⇒といった体にとっては良くない傾向に陥ります。そのうえ代謝も落ちることで目方がプラスしやすい体にもなってしまうのです。
そういった「冷え症」の対策として、体を冷やしてしまう飲み物や食べ物を抑制したり、いつものように湯船につかったりして血液の血の流れをよくすることも大事とは言ってもこのたびは「冷え症」に効き目があるツボを一部のご披露しましょう。
まず初めに「三陰交(さんいんこう)」、これは内側のくるぶしより指4本分上にポジションするツボと、「湧泉(ゆうせん)」とよばれている足の裏の足の指を軽く曲げた際にできる指下にできる中央よりのくぼみをマッサージしてみましょう。これらのツボはボディの血の流れを良くし、新陳代謝の働きを良くしてくれるのです。そのうえ同じく代謝の働きを良くし、婦人科系の器官のトラブルに良いとされる「関元(かんげん)」のツボもマッサージしてみましょう。この「関元(かんげん)」は、お臍より指4本分下にポジションするツボで、「冷え症」だけでなく下痢や泌尿器系のトラブルなどの症状も軽減してくれるマルチツボなのです。
これまで「冷え症」の健全化に効果のあるツボをご披露しましたが、「自律神経の乱れにきくツボ」とあわせてマッサージすると、冷えからくる調子の悪い症状がより一層、軽減されるでしょう。