「こむら返り」にきくツボ

皆さんは、寝ている時や激しいトレーニングの後に足がつって痛い思いをしたことがないのですか。
この痛みは、ふくらはぎにいきすぎたトレーニングや負荷をかけることで、ふくらはぎの内部にある筋紡錘(きんぼうすい)と腱紡錘(けんぼうすい)という筋肉と腱の働きが乱れやすくなり、更に冷えや就寝時などというケースやファクターが重なることにより自己のコントロールが効かず、ふくらはぎの筋肉が収縮しようとして「こむら返り」いわゆる、「痙攣」といった優勢痛みをともなう症状がおこるのです。
リアルにこむら返りがおこってしまったら、痛みのある箇所を優しくマッサージをしたし、ストレッチをし、血の流れを良くすることが効果的とされているのとは言ってもこのたびはこの「こむら返り」を対策する為のツボを一部のご披露します。

 

先に、「承山(しょうざん)」という膝の裏にある横ジワと足首を直線上とふくらはぎの中央が交差するポジションのツボ押しするとよいでしょう。この「承山(しょうざん)」は、こむら返りや膝の痛みを軽減させる効き目があるのです

 

次に「委中(いちゅう)」という、」ひざの後ろにある中央のくぼみにポジションするツボ押ししてみましょう。この「委中(いちゅう)」をマッサージすることで、疲れたふくらはぎの筋肉の緊張を軽減させる効き目があるのです

 

終わりに、「足三里(あしさんり)」と「陽陵泉(ようりょうせん)」をマッサージしましょう。先に、「足三里(あしさんり)」は、膝の皿、外側のくぼみより指4本分下にポジションします。斯くして、「陽陵泉(ようりょうせん)」とは言っても膝の下皿、外側にある骨の下のくぼみにポジションし、これらのツボ押しすることで血の流れを良くし、冷えからくる「こむら返り」の対策や、足の疲れを取ることを促してくれるのです。

 

「こむら返り」による痛みを、つい冷やして軽減させようとされる方もみえますが、冷やしてしまうと、収縮された筋肉による痛みが治るのに時間がかかってしまうので、間違いなく患部は温めるようにしましょう。