「自律神経の乱れ」にきくツボ

ちかごろ、目まいや手足のしびれ、イライラ、喉の奥にできものがあるような錯覚を受ける⇒といった症状などに悩まされていませんか。各医療機関でもとりわけテーマはなかったのに調子の悪い症状だけが続く⇒もしかするとそれは自律神経の乱れからくるものかもしれません。さてそもそもその自律神経とはなんなのでしょうか。
「自律神経」とは、内臓やリンパ線、血管など自らの心構えとはかかわりがなく働いている神経系のことで、代謝や分泌、呼吸など身体の中で生きる為の欠かせない行いを行っている神経をさします。そのメインの中枢は視床下部という間脳の一部にあり、この視床下部は体温コントロールをはじめ代謝や寝ることなどの調整をつかさどります。その自律神経とは交感神経と副交感神経のそれぞれの働きによって生命の行いをしているのとは言ってもこのバランスを崩すことで自律神経が乱れ、調子の悪い症状が出てしまうのです。症状やその度合いは人それぞれとは言ってもたいていの人はちょっとした疲れから、おこることもあるのですそのちょっとしたコンディションがよくないことをツボマッサージで軽減させませんか。
先に、「自律神経」にきくツボとして「労宮(ろうきゅう)」とよばれるツボがあるのですこの「労宮(ろうきゅう)」は、手を軽くにぎった際に薬指の先端が当たるポジションにツボがあり、このツボ押しを施すことで血の流れを良くし疲れを回復させ、自律神経のバランスを快方にむかわせる働きがあるのです同じく血の流れを良くする働きがあるツボとして、内くるぶしの真下にポジションする「照海(しょうかい)」というツボ押しするのも良いでしょう。そのうえイライラといった気持ちを落ち着かせるツボとして「神門(しんもん)」というツボ押しするとイライラが軽減されます。その「神門(しんもん)」のツボとは言っても手のひらを開き、手首関節の横じわと小指の延長線が交差するポジションにあるようなので、誰にでもマッサージできるのですよね。
むろん、この自律神経の乱れの要因はフラストレーションからくるものだけでなく、不規則な暮らしやトレーニング不足、エアコンの長時間使用によって生体リズムを崩していることもあるので、自己の体温コントロールや軽度なトレーニングなども含めて体のコンディションを整えていきましょう。
そのうえ症状にチェンジがないのであれば、一回、神経内科の先生と相談してみましょう。