「胃痛、食べ過ぎ、食欲不振」にきくツボ

皆さんは胃に痛みを感じるときはどんなときですか。会議や人前などで発表するときですか。それとも暴飲暴食をしてしまったときでしょうか。
ハナから胃とはとても敏感な臓器とされており、食べ過ぎなどからくる胃の痛みもさることながら、プレッシャーを感じたり、精神的に心配な気持ちを抱えたりすることでも痛みを生じることがあり、ひどいときには極度の緊張により数時間で胃に穴が空くようなデリケートなパーツです。
この「胃痛、食べ過ぎ、食欲不振」には、「内関(ないかん)」「りょう丘(りょうきゅう)」「足三里(あしさんり)」「中かん(ちゅうかん)」のツボ押しを施して軽減をはかりましょう。
まず「内関(ないかん)」とは、手首内側の横シワの真ん中より指3本分ほど下にポジションし、胃の不快感を始め、緊張やイライラを軽減してくれるのです。そのうえ「りょう丘(りょうきゅう)」とよばれ膝の皿の外側の上端より指3本分上にポジションするツボは、胃の痛みを抑えるだけでなく、過敏性腸症候群からくる下痢や便秘などにも効き目が予想できるのです。
あとは「食べ過ぎ、食欲不振」に効き目があるツボとして、膝の皿、外側のくぼみより指4本分下のある「足三里(あしさんり)」。お臍とみぞおちの真ん中にある「中かん(ちゅうかん)」を押すことで、胃腸のバランスを整えてくれる働きが予想できるのです。
ツボ押しによって軽減されるのは良いのとは言ってもあまりに痛みがひどいようであったり、長期に渡って痛みや症状が続いたりするようであれば、一回クリニックで分析を受けることもおすすめします。