「不眠」にきくツボ

眠いのに眠れなくて何だかイライラする⇒、早く布団に入っても寝つきが悪い⇒、寝ても眠りが浅い⇒、皆さんはこんな症状に悩んだことはないのですか。
ハナから「眠れない」といった症状はフラストレーションなどの緊張により交感神経が副交感神経より優位な様子にある為、神経が高ぶり脳も興奮しているのです。
また「眠れない」といった気持ちが、不眠に対する思いを更に強くさせてしまうことで、逆にフラストレーションを感じ悪サイクルに陥りやすいのです。
一晩、二晩⇒ということであればとりわけテーマはないのかもしれませんが、やはり眠ることで脳や体を休めているので、できるだけ寝入りも質も良い寝ることを取りたいではないでしょうか。
このたびはその「不眠」を快適な寝ることに導く為のツボを一部のご披露しましょう。
先に、フラストレーションからくる心配やちょっとしたイライラな気持ちを安定させてくれるツボとして「だん中(だんちゅう)」と「神門(しんもん)」があるのです
この「だん中(だんちゅう)」は、両乳首を結んだ線と胸骨が交差するポジションをツボとし、また「神門(しんもん)」は、手のひらを開き、手首関節の横じわと小指の延長線が交差するポジションにあるのですこれらのツボ押しすることにより、緊張した神経を和らげ、脳の興奮も和らぐでしょう。
斯くして次に寝ること時の眠りを深くさせる「百会(ひゃくえ)」と「失眠(しつみん)」があるのです先に、「百会(ひゃくえ)」はヘッドの頭頂部にポジションし、「失眠(しつみん)」は足の裏、かかとのほぼ中央にあるのとは言っても「失眠(しつみん)」のときは足の裏が固い為、指でマッサージするよりペンや専用の棒などでマッサージをすることをおすすめいたします。
「不眠」は、フラストレーション以外にも日頃のトレーニング不足やTVやゲームによって脳を覚醒させてしまっていることもその要因の一つといえる為、寝ること1時間前はライトの明るさを落としたり、気分が和むようなミュージックやアロマにふれたりとツボ押しとあわせて行うとより良い効き目が得られるでしょう。